tm1984のブログ

耳をすませばの雫のように、稚拙でも何かを始めてみたい、何か新しいことを始めることに価値があるはずだ。そんな気持ちでブログはじめました。

vol.8 白い恋人

どの世界にもキングが存在する。


キングオブポップ(マイケル・ジャクソン)。キングカズ。バーガーキング

バーガーキングを食べるために、宇都宮まで行くことがある。

これはキングだと、いつも思う。


白い恋人

おらが街の物産展にやってきた。

同じようだが何かが違う。

オランダせんべいにも言えることだ。


会社の休憩室にそっと白い恋人を置いた。

梶井基次郎檸檬だが、私は白い恋人だ。


堂々とした佇まい。圧倒的存在感。

無名の土産物とは一線を画している。


誰かが手に取り、甘い香りがひろがれば、

その首謀者は何かを達成したかのような

満足気な表情を浮かべ、微笑むだろう。

vol.7 Walk Slowly

毎日、車で通勤している。

毎日、すべての車に追い抜かれていく。


40・50・60という制限速度をきっちり守っている。

燃費を少しでも上げるためである。

いや、誰一人として制限速度を守らない、荒れ果てたこの社会へのアンチテーゼである。


祖父はどんなに煽られようとも、制限速度で走る人だったという。

隔世遺伝。

私は祖父を尊敬する。


奥田民生は歌っている。

充分休んでから行こう。

いちいち道草して行こう。


ゆっくり行こう。

後ろは見ないで行こう。

きっと祖父が守ってくれているのだ。



Walk Slowly / SUPERCAR

vol.6 豚汁

妻は豚汁をぶたじると言う。


財津和夫NHKでぶたじると言っていた。

太陽を盗んだ男菅原文太池上季実子もぶたじるだ。

“とんじる ”より “ぶたじる”の方がおいしい響きがする。


芋煮会

良い響きだ。

誕生日会、お楽しみ会、芋煮会


“会”は楽しかったあの頃に我々をいざなう。

vol.5 ラーメン

Numberにカズとイチローがラーメン屋のカウンターで談笑している写真が載っていた。

イチローがカズをラーメンに誘いたがっていて、カズがそれに応えたかたちだという。(イチロー可愛い)

すごくいい写真だった。


よく妻とラーメンを食べる。

ひとりの時は保守的だが、妻と一緒の時は冒険したくなる。

ふたりなら不味くても笑えるが、ひとりだと悲しいだけだ。


カップ麺は数あれど、最終的にたどり着くのはカップヌードルであることに異論はないだろう。

幼い頃、サッカーを教えてくれていた青年もそう言っていた。


薬缶が欲しい。

ラグビー部のマネージャーが持ってくるような薬缶。

それでお湯を充分に沸かして、カップヌードルを食べたい。

外で食べるとなお良いだろう。


私の小さな夢である。

vol.4 ダイエッター

二年前、運命の人と出逢い、結婚した。

おしんの夫・竜三は晩年、

私の人生で一番素晴らしかったことは、おしん、お前と巡り会えたことだ

と言っていたが、私も最期はその言葉を伝えて死にたいものである。

しあわせ太り。

危機感を覚え、ダイエッターとなった。

スリラーの頃のマイケル・ジャクソンみたいになりたいのだ。

日常の身体的にしんどいことがダイエッターにとっては喜びに変わる。

今痩せてるな…

すべてをポジティブに変換し、日々を快活に過ごしていきたいものである。

vol.3 “1999”

YouTubeMISIAの「つつみ込むように」へのコメントに数多くの返信を頂いた。

昔は良かった。

最後の文化的記憶は1999年のDragon Ash

時代を作ったのはおそらく彼らが最後だろう。

会社の有線でユニコーンが流れていた。

いつの間にか僕らも 若いつもりが年をとった

ああ、まさにその通り。

みんなWOW WAR TONIGHT を聴くと、涙が溢れているはずだ。

大人になったのだろうか。

いや、あの頃のままだ。

憧れは今もあの頃に取り残されている。

vol.2 日常と非日常のあいだ

温泉でも行こうなんていつも話してる♪

この歌詞が好きだ。小室さんっぽくなくて素敵だ。

僕らが旅に出る理由。それは“ほんの少しだけ立ち止まってみたい”からなのかもしれない。

または私をスキーに連れてっての冒頭の三上博史。あの胸の高鳴り。

でもいつも思う。

早く家に帰りたい。

何でもある家に帰りたい。堅あげポテトやハーゲンダッツがある家へ。

日常からの逃避行。それによってありふれた日常の愛しさを再確認する。

帰路のテーマソングはいつも決まっている。

小泉今日子 My Sweet Home。