vol.5 ラーメン
Numberにカズとイチローがラーメン屋のカウンターで談笑している写真が載っていた。
イチローがカズをラーメンに誘いたがっていて、カズがそれに応えたかたちだという。(イチロー可愛い)
すごくいい写真だった。
よく妻とラーメンを食べる。
ひとりの時は保守的だが、妻と一緒の時は冒険したくなる。
ふたりなら不味くても笑えるが、ひとりだと悲しいだけだ。
カップ麺は数あれど、最終的にたどり着くのはカップヌードルであることに異論はないだろう。
幼い頃、サッカーを教えてくれていた青年もそう言っていた。
薬缶が欲しい。
ラグビー部のマネージャーが持ってくるような薬缶。
それでお湯を充分に沸かして、カップヌードルを食べたい。
外で食べるとなお良いだろう。
私の小さな夢である。
vol.4 ダイエッター
二年前、運命の人と出逢い、結婚した。
おしんの夫・竜三は晩年、
私の人生で一番素晴らしかったことは、おしん、お前と巡り会えたことだ
と言っていたが、私も最期はその言葉を伝えて死にたいものである。
しあわせ太り。
危機感を覚え、ダイエッターとなった。
スリラーの頃のマイケル・ジャクソンみたいになりたいのだ。
日常の身体的にしんどいことがダイエッターにとっては喜びに変わる。
今痩せてるな…
すべてをポジティブに変換し、日々を快活に過ごしていきたいものである。
vol.3 “1999”
YouTubeでMISIAの「つつみ込むように」へのコメントに数多くの返信を頂いた。
昔は良かった。
最後の文化的記憶は1999年のDragon Ash。
時代を作ったのはおそらく彼らが最後だろう。
会社の有線でユニコーンが流れていた。
いつの間にか僕らも 若いつもりが年をとった
ああ、まさにその通り。
みんなWOW WAR TONIGHT を聴くと、涙が溢れているはずだ。
大人になったのだろうか。
いや、あの頃のままだ。
憧れは今もあの頃に取り残されている。
vol.2 日常と非日常のあいだ
温泉でも行こうなんていつも話してる♪
この歌詞が好きだ。小室さんっぽくなくて素敵だ。
僕らが旅に出る理由。それは“ほんの少しだけ立ち止まってみたい”からなのかもしれない。
または私をスキーに連れてっての冒頭の三上博史。あの胸の高鳴り。
でもいつも思う。
早く家に帰りたい。
何でもある家に帰りたい。堅あげポテトやハーゲンダッツがある家へ。
日常からの逃避行。それによってありふれた日常の愛しさを再確認する。
帰路のテーマソングはいつも決まっている。
小泉今日子 My Sweet Home。